【比較】iPhoneで「長時間露光」!iOS 11 標準カメラとサードパーティ製ProCamで撮り比べ!
こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
iOS 11になり標準のカメラアプリでも長時間露光が可能になったわけです。
そこで、昨日張り切って記事を書いたら多くの方に読まれて嬉しい限りです。
yuu-photojournal.hatenablog.com
そして、昨日と今日でさらにiPhoneを使って、いろいろと長時間露光で撮ってきました。
一番、自分が気になっているのはiPhoneで長時間露光撮影するのに、標準カメラで撮るべきかサードパーティ製のアプリで撮るべきか、どちらが綺麗に撮れるのかということを知っておきたかったのです。
今回サードパーティ製の長時間露光が撮影可能なアプリはいつも普段から使っている「ProCam5」です。
このアプリと標準カメラアプリでどのような結果が出るか戦ってきました。
※以下の写真は、見やすいように少し明るさ等を調整しています。
標準カメラ VS ProCam の長時間露光
滝
シーン1
まずは滝です。長時間露光といえば滝や水の流れをシルクのように撮影したいですよね。撮ってきました。
いかがでしょうか?この違い分かりますか?
シーン2
さらにもう1カット撮ってきました。
よく見ると、ProCamで撮った方が解像度がいいです。
水辺の景色
続いて、神戸ハーバーランドの風景です。
これ色が違いますが、ProCamは撮影時にホワイトバランスが変更可能なんですね。
車の光跡
そして、長時間露光といえば夜の車のライトも気になりますよね。
シーン1
シーン2
この違いはっきり分かりますよね。ProCamで撮った方が光跡がはっきりするぐらい出てます。
観覧車
最後は観覧車も撮ってきました。
もう全く違いますね。
まとめ
長時間露光で気になる滝や車の光跡や観覧車と撮ってきましたが、暗い時間帯になるに連れて、違いがはっきりしてきますね。
ちなみにどちらも今回は上の写真のように三脚をつけて、ブレないようにイヤフォンのリモコンでシャッターを押しました。
では、なぜ同じ長時間露光なのにここまで差が出るのでしょうか?
それは、iPhoneの標準カメラで撮った方はLive Photosを利用してエフェクトを掛けて長時間露光に仕上げています。
その撮影のLive Photosはいろいろ調べて見ると、約3秒間撮った写真が形成されて、あのような動く写真になっているようです。
一方で、長時間露光がもともと可能なProCamは、シャッタースピードを自在に調整可能(Blubも可能)なんですね。そこの差が大きくて、シャッタースピードが遅い方が、光の量を多く取り入れることが可能なので、光跡も長く残るわけです。
それと、標準カメラの方は、後からエフェクトを掛けるので解像度がかなり落ちてます。
ということで、光量のある明るいところではiOS 11から使用可能な標準カメラの長時間露光で手持ちで固定して撮ってもそこそこいい写真が撮れます。
実際に昨日アップしたエントリーでは手持ちで撮っています。
しかし、夜の場合は結果の通り、ProCamなどのシャッタースピードが自在に変更可能なサードパーティ製のアプリを使った方が綺麗に撮れますね。
(滝の写真はシャッタースピードを遅くしているのでNDフィルターを使用しています)
iPhoneでますます手軽に撮影可能となった長時間露光ですが、気になる方は試して見てください。
撮影方法は以下です。
iOS 11の標準カメラを使って長時間露光を撮影する方法
yuu-photojournal.hatenablog.com
今回、紹介したProCamで長時間露光を撮影する方法
ProCamは長時間露光だけでなく、RAWやポートレートの撮影も可能な便利なアプリです。