【iPhoneでRAW現像】夜景が綺麗に撮れる「Lightroom」モバイル版でRAW撮影とRAW現像を試してみた。
iPhone7 Plusに変えた事でRAW撮影がサードパーティ製のアプリで可能になった。そして編集も可能になったので早速、試してみた。
『iPhone 7 Plus』に機種変 デュアルレンズが凄く使える「ポートレートモード」で雰囲気のある写真が撮れる - Recording
Lightroom mobileでRAW撮影と編集
Lightroomにはパソコン版のように細かい写真編集ができる他にカメラ機能もある。
今回はそのカメラ機能を使ってRAW撮影やHDRが撮影できるので試してみた。
その前にこれがiPhone7Plusで撮った大阪の夜景です。
iPhone6からiPhone7Plusに変えてから、カメラで驚いたのが夜景が綺麗にと言うより、明るく撮れるようになっていた事だ。
ちょっとこの写真は光量が少ないのでそこまで綺麗とまではいかないが 笑
f1.8とより明るいレンズが搭載されているおかげだ。
LightroomのRAW撮影
では、LightroomのRAW撮影はどうなるのか。
カメラモードのDNGがRAW撮影になる。
実際にこれがRAW撮影したままの編集なしの写真である。
RAWはJPEGになる前のデータなので、普段iPhoneやカメラで撮って綺麗な色合いになっているデータはカメラ内で適正な色にしてJPEGにしてくれている。
RAW現像は、これを編集ソフトを使って自分で色を付けていくイメージである。
この写真はプロフェッショナルモードで、結構暗めに露出を設定して撮ってある。
これを編集モードで現像していく。
ハイライトやシャドウや明るさの調整など行って、上のような感じに仕上げた。
ミラーレスで撮った感じのように派手にするとさすがにノイズやらが出てくるので控えめにしておく。
そして、これがiPhoneで撮影してRAW現像した大阪の夜景。
iPhoneの標準カメラで撮った夜景よりも白とびを防げたり、明るくしたい部分なのど、かなり思った通りの編集が可能だ。
LightroomのHDR
では続いてHDRで撮ってみた。
これはHDRのデータです。暗い場所ではノイズが多く見られる。特に空の部分は目立つ。
そのため、Lightroomのノイズ除去を行ってみた。
少しだけマシに?なったであろうと思う。
でもPCで見るとノイズが凄い。
続いて先ほどよりも明るいところで夜景を試してみた。
これはRAWで撮影した後現像した写真。
こちらはHDRの撮って出しである。
やはりHDRはノイズが多く見られるが、このような明るい場所では大画面で見ない限り使えそうな感じもした。
最後に
Lightroomのモバイル版のカメラを使って夜景のRAWとHDR撮影してみましたが、RAWは個人的に使えそうですが、HDRはそれなりに場所を選びそうな感じがする。
追記:2017年7月
Lightroomのモバイル版のアップデートで夜景のRAW現像を詳しく書きました。
気軽にiPhoneだけ持ち歩いて紹介したような写真をSNSにアップするなどだったら十分満足いきそうだ。
そして、以前ならiPhoneで夜景を撮るときは三脚を使ってProCamなどの長時間露光のできるアプリを使って撮っていた。
iPhoneアプリ「ProCam 4」で夜景や花火を撮影する方法 スローシャッター(長時間露光)に対応! | LifeStyle STANDARD
しかし、RAW現像である程度明るさ等が簡単に編集できるようになったので、ProCamとLightroomのカメラを使い分けても良さそうだ。
サンプル
↑RAW
↑HDR
↑RAW
↑HDR
↑HDR
↑HDR撮影後色を調整